今回僕はインドネシアで2023年に開業した高速鉄道Whooshに乗車してインドネシアの※首都であるジャカルタからインドネシアの「軽井沢」とも呼ばれるバンドンまで乗車してきたのでその模様をお伝えしたい。
※インドネシアの首都は今後2045年を目安にカリマンタン島東部に新首都「ヌサンテラ」を建設し首都を移転する計画を進めています。
インドネシア高速鉄道は現在今回僕が乗車したジャカルタからバンドンまでが開業していますが、今開業しているこの区間は部分開業であり、この先インドネシア第二の都市であるスラバヤまで延伸する計画である。
そして先ほどバンドンまで乗車したと伝えたが、現状バンドンへ一番スムーズに行くためには終点のテガルアール駅で降りるよりもその一つ前の駅、パダララン駅で降りて高速鉄道接続の在来線に乗り換える方法が最もスムーズである。
今回僕はこの方法で始発駅であるジャカルタのハリム駅から、バンドン駅まで向かった。

ハリム駅は東ジャカルタに位置しており、鉄道ではLRTのBK LineとCB Lineが通っているが、僕の宿泊していたホテルの最寄り駅のRajawari駅からはアクセスが悪かったため、Grabを使ってハリム駅へ向かった。
途中高速道路を使っていたが、インドネシアの高速道路は急加速急減速の嵐、車が故障して道で修理していたり、いつの時代?というようなトラックが現役で走っていたりとまあ少し乗っただけでも色々な光景を目の当たりにした。到底、僕の運転技量では運転できそうにない。

ハリム駅に到着。新しく開業しただけあり、とても綺麗で大きな駅である。

駅構内にはサブウェイやコンビニなどの飲食店も入っており、早く着いてしまっても時間を潰せそうな場所には困らないだろう。
このインドネシアの高速鉄道は乗車前に飛行機のように手荷物検査をしなくてはいけない。
そのため、日本の新幹線のように時間ちょうどでギリギリセーフとういうようなことは許されないのです。
出発5分前に改札が閉じてしまうのでその前に手荷物検査を終えておく必要があります。

一応、遅くとも30分前には駅に到着しておくのがベストだろう。

手荷物検査を終えると、そこにはWhooshのグッズショップや、珈琲屋さんなどがある。またWhooshの車両の模型もおいてあり、これがなかなか内装まで再現されており思わず見入ってしまった。

ひとまず朝が早かったので珈琲屋さんでカフェラテをいただいた。なかなか美味しい。
そうしているうちに20分前になり、改札が開きホームに上がることができた。
アプリで予約した際にでたQRコードを改札にかざして改札を通過することができた。予約時にパスポート番号が必要であったが、乗車時にはパスポートは必要なかった。(まあパスポートは常に携帯するべきだろうとは思うが)
ところでこの鉄道何かと乗車時の仕組みが何かに似ている、、
そう、中国高速鉄道である。この鉄道の建設は中国が主導となって行われで中国のインフラ構造「一路一帯 the Belt and Road」プロジェクトの一環として建設されたものである。
そのため、乗車するときの流れや、駅の雰囲気、車両も中国高速鉄道とほぼ同じものとなっている

ホームに上がるともう既に車両が停車しており発車を待っていた。ハリム駅のホームは天井には木が沢山使われており、とても綺麗で解放的な作りでとてもお洒落なつくりで驚いた。


車内に入ると、車内もしっかり清掃が行き届いており綺麗である。



席につくと車内販売もあるようで、飲み物やパン、サンドイッチのほか、おにぎりまであるようである。

いつの間にか高速鉄道は走り出しており、ジャカルタから離れていっていた。

さすが最新車両、走り出しはとてもスムーズであり音もとても静かである。
そしてこの車両の最高速度は時速350km、日本最速の新幹線である東北新幹線のはやぶさ・こまちが320kmであることを考えるとその速さが分かるだろう。
事実、350kmという速さは世界でも本家中国高速鉄道と並びトップレベルである。
中国高速鉄道でも350kmを出すのは復興号という車両に限られており、僕は残念ながら中国で復興号に当たったことがない。
いつか日本でも体験することになるであろう350kmという速度をここインドネシアで一足先に体験することができた。
前の電光掲示板に現在の速度が表示されているのだが、最高速度に達しても車体が大きく揺れる、などということはなく非常に安定した走りに驚いた。
そしてこの車両、やっぱりとても静かである。

そして乗車時間約30分、パダララン駅に到着。この駅でバンドン駅へ向かう在来線に乗り換える。少々上司時間が短くて残念であったが、部分開業であるため仕方ないだろう。それもこの30分で最高速度を出すのだから技術の表れともいえる。

パダララン駅ではほとんどの人が降りていた。そして皆がバンドン方面への在来線に乗り換える。迷ったりすることはなく、人の流れについていけば在来線のホームにたどり着いた。
この在来線は高速鉄道と連絡する時刻で走っているようで20分ほどかけてパダララン駅とバンドン駅を結んでいる。

途中駅にも停車しながら行くので乗っているのが皆高速鉄道の乗客というわけではなく、地元の方も利用されているようだった。もちろんバンドン駅までいかずに途中駅で降りることもできる。

しかしこの路線はローカル感が漂っており、線路上でゴミ袋が燃えていたり、人が線路上を歩いていたりと、子供が駆け回っていたりとハラハラする場面が幾度となくあった。
列車はそんな光景の中を警笛を鳴らしながら走っていく。
20分とは思えない情報量の多さに少し胸が痛んだ。

バンドン駅に到着。ジャカルタのハリム駅を出てからちょうど1時間、手荷物検査を入れても1時半ほどだろうか。

この高速鉄道が開業する前は車や電車で3時間を普通に超えていたというから、かなりこの開業は大きいものであるといえるだろう。

今後この鉄道がスラバヤまで延伸した際にはまた訪れて乗って見たいと思う。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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